相続手続 事前に実行しておくこと

ALL ABOUT にでていた終活準備の相続手続き編です。

相続手続き編
相続が発生すると、大切な人を亡くされた悲しみの最中、様々な手続きを要します。生前の準備が功を奏するということです。

1. 遺影用の写真を撮っておく、葬儀社を決めておく。
できればお墓も決めておく。
2. 戸籍を揃えて相続人を特定しておき、相続関係図を作っておく。
3. どんな財産を持っているかや保管場所を一覧にして書き留めておく。
また会費がかかるものなど解約を要するものも書いておく。
4. 銀行や証券会社は口座をまとめて少なくする。
5. 端数の株式は証券会社へ預けておく。証券会社に預けていない端株などは株主名簿管理人(信託銀行等)が管理しています。相続財産としては少額な割に相続による手続きがとても面倒です。
6. 自宅が相続発生後に空き家になるなら、家の片づけ・整理をしておく。
7. 相続税の支払いや遺産分割のために売る予定の土地が、隣地との境界でもめて売れないことがある。売れる土地か否か、生前に測量・境界確定をしておく。
8. 先代の名義のままの不動産を名義変更しておく。相続人にとっては祖父の名義の不動産を名義変更するために、おじ・おばに協力してもらう必要があるケースも。話がし易い「きょうだい」で完了しておいてもらいたいもの。
エンディングノートを活用することで代替できる項目もあるので、検討してみてはどうでしょうか。

 

上記を実行するにあたってはご自身で実行することがむずかしい場合もありますので、専門家に相談することも有効です。ぜひご検討を。