不動産は名義、抵当の内容を確認します。名義が所有者の名義になっているか、共有になっていないか、抵当は保証人がどうなっているかを確認して、その不動産をどうするかを検討します。特に共有になっている場合はどうしていくか共有者と相談しておくことも必要です。抵当の内容は事前に相続人に伝えておくことも大切です。

また、利用していない不動産はどうするのかも併せて検討していきましょう。

生命保険の保障内容、受取人などを確認しておきましょう。状況よっては受取人を変更することの考えなければならないこともあります。

財産をどのように分割するか、一覧表を作成するとわかりやすくなります。また遺言書を作成するにあたっても事前の整理になります。

家族や親族が争う「相続」ならぬ「争族」が増えてきています。そうならないように遺言書を作成することをお勧めします。遺言があれば万一の場合、速やかに遺言の内容を実現することができますし、遺言で可能になることもあります。遺言は残された家族のためのものでもあるのです。